arrow 若葉プログラミング塾 > 知識の玉手箱 > C関数リファレンス >
strcpy()
strcpy()

この関数の目的

strcpy()は、文字列をコピーする。

定義

	#include <string.h>
	char *strcpy(char *s1, const char *s2);

働き

この関数は、 s2 が指す(終端のヌル文字を含む)文字列を s1 が指す配列に複写する。 重複するオブジェクト間で転写が行われた場合の動作は未定義である。

返り値は s1 の値である。

解説

重複するオブジェクト間での転写については、 memmove() を参照のこと。

この関数は文字数チェックを行わないので、ヌル止めされていない文字列をコピーしようとすると、際限なくコピーしてしまう。 コピーしたい文字数の上限が分かっているのであれば、 strncpy() を使うのが安全である。

arrow 若葉プログラミング塾 > 知識の玉手箱 > C関数リファレンス >
KC